2011/08/13
昔バルドラの野原に一匹のサソリがいて、小さな虫を殺して食べていました。
するとある日、イタチにみつかって、サソリは食べられそうになったのです。
サソリは一生懸命逃げて逃げたけど、とうとうイタチに押さえられそうになりました。
そのとき、いきなり前に井戸があって、その中にサソリは落ちてしまいました。
もう どうしてもあがれなくて、サソリは溺れはじめました。
そのときサソリはこう言ってお祈りしたそうです。
「ああ、私は今までいくつのもの命をとったか分からない。そして、その私が今度イタチに捕われようとした時、私はあんなに一生懸命逃げた。それでも とうとうこんなになってしまった。ああ、なんにもあてにならない。 どうして私は私のからだをだまってイタチにくれてやらなかったろう。そしたらイタチも一日生き延びたろうに。 どうか神様、私の心をごらん下さい。こんなに虚しく命を捨てず、どうかこの次にはまことのみんなの幸せのために私のからだをお使い下さい。」

するといつかサソリは自分の身体が真っ赤な美しい炎となって燃え
夜の闇を照らしているのをみたという






少年二人が銀河鉄道に乗り北十字星から南十字星まで旅をするその途中に出て来るサソリ座の物語


カムパネルラとジョバンニという洋風な名前の少年二人の旅なんですけどジョバンニがオカンの事を「おっかさん」て言うてるのを見て幼いながらにものすごい和感を感じたのでした(笑
そして椅子は椅子ではなく「腰かけ」



Owl City/Fireflies

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