出会い系サイトで出会った『金を貰えば誰でもヤラせる腰の軽い女』
そんな女を殺めた主人公と、のちに知り合った女(恋人)との逃走劇なんですけど
あまりにも愛や死が簡単に成り立っているストーリーにフニオチ。w
いや、登場人物の心理描写とかもっそいリアルに書かれてはいたんですけどね
いくらトラウマに苛まれててもそんな簡単に殺人は無いやろっていう
皆そういうトラウマを持ちながら、理不尽な思いしながらも歯ァ食いしばって生きてるんちゃうの?と思ったんですけども
少し触れただけでも簡単に折れてしまいそうな主人公の弱々しい精神に今までどうやって生きてきたんやろかと思ってしまった
純粋が故なのかどうなのか
殺された女も相当性悪女やわ〜
相手が親友だろうと悪口は当たり前。人を天秤にかけるのは当たり前。
自分の価値を上げる為なら身につける物も付き合う人もその人が乗る車も高級品じゃなきゃ嫌。
嘘なんて平気でつけるよ(笑
努力?友情?wあははwなにそれwっていう
友達になりたくない女子ぶっちぎりナンバー1に選ばれそうな子でした
これリアルにいたらクソムカツクww
ハァ?昼夜働いて買ったのがその指輪?うけるーwあたしバーキン欲しいんだけどーwとか言ってそうやろ!?ww
弱い人間の寄せ集めのような物語に若干萎えはしたんですけどそんなストーリーの中でも強く生きてる人がいるんですよね
親に捨てられた幼い主人公を引き取り、殺人を犯しても尚孫を信じ、守り、共に罪を償おうと前に進む主人公の祖母、殺された女の父親。
最初この父親もコイツどんだけ自分の娘が可愛いねんとも思ったりはしたんですけどまぁ考えてみればどんな腰の軽い性悪女だろうと血の繋がった自分の子供を最後まで信じ通すのが親というものなんかなとも思いました
最後まで読んだけど結局タイトルの「悪人」とは誰を示すのかが分からへんかった
客観的に見れば人を殺めたやつが悪人と言われるんやろけど
この小説の「悪人」が誰を示すのかは読み手側に委ねられてる感じがしました
もやもやっと終わったのが残念。
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次に読む小説なんにしよか思って今さらながらノルウェイの森買いました
海辺のカフカと迷って結局こっち買ってもうた
ノルウェイの森は今年の12月に映画も公開されるらしいねん
何年か前にめちゃめちゃヒットしたのに結局スルーして1年経ち2年経ちしたんですけど書店行く度気になってモヤモヤするんでやっぱり読んどこうと思いますw
Savage Garden/I Knew I Loved You